NYDIGの研究責任者が「ビットコインを避ける理由はない」と発言

垂直統合型ビットコイン金融サービスおよびインフラ企業であるNew York Digital Investment Groupのグローバルリサーチ責任者であるGreg Cipolaro氏は、ドナルド・トランプ次期大統領と共和党の圧勝を受けて、投資家がビットコインへのエクスポージャーを避ける言い訳はもはや存在しないと考えています。

Cipolaro氏はメールで、「今や言い訳は通用しない」と述べ、投資家がビットコインの配分をゼロにする理由はないとしています。「この資産は、ETFのようなアクセスしやすく、適切に規制された商品を通じて利用可能であるだけでなく、政治的な必然性になりつつあります」と書き加え、「さまざまな理由でこの資産を無視したり軽視したりすることが容易だった投資家は、今後もその財政的な危険を冒し続けるでしょう」と述べました。

「この資産を所有しないことは、将来的に負債になるでしょう」と彼は主張しました。

NYDIGは、Stone Ridge Holdings Groupの子会社であり、カスタマイズされたビットコインに特化した金融サービス会社で、カストディサービスなどを提供しています。

Cipolaro氏の意見は、米国大統領選挙後のブロックチェーンおよび暗号通貨業界における広範なコンセンサスを反映しており、ビットコインの価格が過去7日間で約18%上昇したことがその証拠です。

先週、JPMorganのアナリストは、ビットコインと金が選挙結果から恩恵を受けると予想しており、前者はMicroStrategyの420億ドルのビットコイン取得計画によってさらに強化されると述べました。BRNはビットコインが引き続き好調に推移すると予想し、BitGet Researchは、恐怖から市場に参入する可能性のある待機資金が価格を押し上げる可能性があると示唆しました。Bernsteinのアナリストも、ビットコインの価格が今年9万ドル、2025年には25万ドルに達するとの予測を再確認しました。