イーサリアム・コミュニティの祭典「EDCON 2025」の開催日決定、9/16~19に大阪で開催

今年は大阪

イーサリアム（Ethereum）のコミュニティカンファレンス「EDCON 2025（Community Ethereum Development Conference）」が、9月16日から19日までの4日間、大阪府大阪市のグラングリーン大阪（GRAND GREEN OSAKA）内のコングレスクエアで開催される。

EDCON（エドコン）は非営利で運営される年次国際カンファレンスで、イーサリアム大学（UETH）が主催する。イーサリアム最大の開発者会議「Devcon（デブコン）」では開発者にフォーカスしたカンファレンスとなっているが、EDCONはコミュニティのエンゲージメントを高め、エコシステムに貢献することが目的となっている。

EDCONは過去にパリ（2017年）、トロント（2018年）、シドニー（2019年）、オンライン（2020・2021年）、サンフランシスコ（2022年）、モンテネグロ（2023年）、東京（2024年）など世界各地で開催されてきた。昨年の東京・渋谷開催に続き、今回は日本での2度目の開催となる。前回の東京開催では、イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン（Vitalik Buterin）氏がヘッドライナーとして現地参加した他、サッカー元日本代表で実業家の本田圭佑氏や韓国の24人組女性アイドルグループ「tripleS」も参加していた。

今年のEDCONは、LinktimeとUETH、大阪府および大阪イノベーションハブ（OIH）が主催し、Web3コミュニティと公共機関が一体となって取り組む。

ブロックチェーンおよびWeb3の世界的リーダーによる基調講演や、実用的な事例やスケーラビリティの課題を掘り下げるセッションが行われるパネル＆ワークショップが予定されている。

また今回のEDCONでは、世界各国からの参加者を迎え、クロスL2インターオペラビリティ（相互運用性）、ユーザーエクスペリエンス（UX）の向上、peerDAS、DeFi再興、d/acc（分散型データ共有システム）、暗号技術、AIとの融合領域など、先端トピックに焦点を当てる。

さらに、国際博覧会（EXPO 2025 大阪・関西万博）とも同時期に行われるため、グローバルな注目を集める中での開催となることが予想される。

また、EDCON恒例のプログラム「Super Demo」では、日本の開発者コミュニティ「Akindo」が手がけるハッカソン「WaveHack」と連携。14日間にわたる事前プログラムを通じて選抜されたチームには、EDCON本戦でのプレゼンテーションとファイナル進出のチャンスが与えらる。

また、EDCONに先立ち、UETH主催の特別イベントシリーズ「PopX Osaka」も8月28日から9月11日の期間で開催される。講演やワークショップ、パネルディスカッションが行われ、ブロックチェーン技術の可能性を紹介しながら、Web3業界で活躍するために必要な実践的スキルが提供される予定だ。

現在、公式サイトにて早割チケットを販売中で、登壇者・スポンサーの募集、コミュニティ・メディア連携も受付中だ。

大阪が最も盛り上がるこの9月、世界のイーサリアム・コミュニティとつながる貴重な機会を是非チェックしてほしい。

なお参加には、チケット購入が必要となる。一般パスについては現在早割チケットとして399ドルのところ199ドルで販売されている。その他、VIPパス・学生パス・開発者パスがある。VIPパスは699ドル、学生パスは99ドル、開発者パスは169ドルだ。USDT・USDC・USDでの支払いが可能。

一般・学生・開発者パスの参加特典は、すべての公開基調講演およびパネルディスカッションへのアクセス、展示エリアへの入場、参加プロジェクトやコミュニティとの交流、指定された標準ワークショップおよび技術交流活動への参加が可能。そして ソーシャル特典として 他の参加者やパートナーと交流できる公開ネットワーキングエリアへのアクセス。および記念品として記念品の受け取りができる。

VIPパスの特典は一般入場券のすべての特典に加え、専用ファストトラックによる優先入場、VIPラウンジへのアクセス（無料ドリンク付き）、ハッカソン、ポップアップイベント、その他の共同イニシアチブを含む、すべてのカンファレンス前アクティビティへの参加、そして公式サイドイベントへのアクセス、主要なコミュニティ活動やイノベーションショーケースへの参加が可能となっている。そして限定の記念品が受け取れる。

参加チケット申し込みはこちらから

早期割引チケットを含む、全てのパスの購入は こちら から。

参考： 公式サイト
画像：Ethereum