1、米国上院、予算案を否決し政府閉鎖が継続
10月6日、米国上院は民主党と共和党が提出した予算案についてそれぞれ採決を行い、政府閉鎖を終わらせることを目的とした民主党案は賛成45票、反対50票で否決されました。その後、共和党が提出した暫定予算案についても採決が行われましたが、こちらも可決に必要な票数に達しませんでした。両党の案が否決されたことで、米国政府の閉鎖状態は引き続き継続することとなります。 -原文
2、Plume Network がSECの承認を取得し、トークン化証券の移転代理業者に登録
Plume Networkは米国証券取引委員会（SEC）から正式な承認を受け、トークン化証券の移転代理業者として登録されました。この資格により、同社はコンプライアンスの枠組みの中でトークン化証券の登録、譲渡および関連サービスを提供できるようになり、ブロックチェーン分野における証券化業務をサポートします。 -原文
3、Standard Charteredは2028年にステーブルコインの時価総額が2兆ドルに達すると予測
10月6日、Standard Charteredは、2028年末までに世界のステーブルコインの時価総額が2兆ドルに達すると予測しました。同銀行は今後3年間で、約1兆ドルの資金が新興市場の銀行預金からステーブルコインに移行する可能性があると見込んでおり、これはユーザーにとって低摩擦でドルエクスポージャーを得る手段となるためです。Standard Charteredは、新興市場においてステーブルコインが「ドル建て銀行口座」となっていると指摘し、米国の《GENIUS法案》がコンプライアンス発行者の無利息を制限しているにもかかわらず、この傾向は加速する可能性があると述べています。 -原文
4、OpenAIとAMDが数十億ドル規模のチップ協力契約を締結
OpenAIと半導体設計会社AMDは、AMDプロセッサ上で稼働するAIデータセンターの開発を目的とした数十億ドル規模の協力契約を締結したと発表しました。契約に基づき、OpenAIは来年リリース予定のMI450チップから、6ギガワット相当のAMDチップを直接購入またはクラウドコンピューティングパートナーを通じて調達することを約束しています。AMDのCEOは、この取引が今後5年間で同社にもたらす収益は数百億ドル規模になると述べています。契約にはインセンティブ条項も含まれており、OpenAIが特定の導入目標を達成した場合、AMD株式の最大1億6千万株分のストックオプション（AMDの総発行株式の約10%）を1株あたり1セントで取得できる権利が与えられますが、これはAMD株価が行使条件を満たすことが前提となります。 -原文
5、Ondo FinanceがOasis Proを買収し、SECのデジタル資産規制資格を取得
Ondo FinanceはOasis Proの買収を完了し、SEC登録のデジタル資産ブローカー、オルタナティブ取引システム（ATS）、および移転代理（TA）ライセンスを取得しました。今回の買収により、Ondoは規制下でのトークン化証券の開発が可能となり、米国におけるデジタル資産サービスをさらに拡大します。 -原文
6、ベトナム、暗号資産取引所のパイロットライセンスを5件に制限
ベトナム財務省の副大臣は政府の記者会見で、暗号資産取引所のパイロットプロジェクトのライセンス数を5件に制限することを発表しました。一部の企業は関連システムの準備を始め、政府関係者と初期的なコミュニケーションを行っていますが、財務省はまだ正式な申請を受け取っていません。業界専門家はパイロット政策に対して、高額な資本金要件や規制の不確実性が政策を大手金融機関寄りにし、フィンテックスタートアップのイノベーション発展に不利だと批判しています。 -原文
7、ARK InvestがSecuritizeに投資し、資産のトークン化を推進
Cathie Wood率いるARK Investは、そのベンチャーファンドを通じてトークン化企業Securitizeに1,000万ドルを投資しました。Securitizeは以前にBlackRockの支援を受けており、資産のトークン化分野に特化しています。 -原文
8、ビットコインのクジラアドレスが12.5年ぶりにアクティブ化
10月6日、Whale Alertの監視によると、12.5年間休眠していたビットコインアドレスがアクティブ化され、691BTCを保有しており、現在の価値は約8,643.78万ドルとなっています。このアドレスは2013年時点では資産価値が約10.48万ドルに過ぎませんでした。 -原文
