SUIグループ、初のネイティブSuiステーブルコインをローンチへ

SUI Groupは、EthenaおよびSui Foundationと提携し、Suiブロックチェーン上で初となるネイティブステーブルコイン「suiUSDe」と「USDi」をローンチします。

新しいSuiネイティブステーブルコインはオンチェーン流動性とパブリックマーケットの架け橋を目指す

SUI Group Holdings（Nasdaq: SUIG）は、EthenaおよびSui Foundationと三者提携し、Suiネットワーク初のネイティブステーブルコイン「suiUSDe」と「USDi」をローンチすることを発表しました。

このコラボレーションは業界初の試みであり、上場デジタル資産トレジャリー企業、ブロックチェーン財団、そして主要なステーブルコインプロトコルが一堂に会します。USDeの発行で知られるEthenaは、その合成ドルインフラをSuiの高速Layer 1環境にもたらします。新しいステーブルコインは、BlackrockのBUIDLファンドによる機関投資家レベルの裏付け（USDiをサポート）と合成資産を組み合わせることを目指しています。

SUI Groupの会長であるMarius Barnettによると、これらのステーブルコインは、同社をグローバルなステーブルコイン経済への最初の上場ゲートウェイの一つとして位置付けることになるとのことです。

この取り組みにより、Suiブロックチェーン全体に流動性、ユーティリティ、そして長期的な価値をもたらす強力なメカニズムが加わると信じています。ステーブルコインの採用とトランザクションフローに紐づく新たな収益源を解放することで、株主の皆様にスケーラブルな経済的価値を提供することに注力しています。

両ステーブルコインは2025年末までにローンチされる予定で、Suiエコシステムに利回り付きデジタルドルをもたらします。このローンチにより、Suiはネイティブで利回り付きステーブルコインをホストする初の非EVMネットワークとなり、オンチェーンにおける流動性、スケーラビリティ、金融ユーティリティの融合のあり方を再定義する可能性があります。