米国民主党はハイリスクなDeFiプロトコルを「制限リスト」に追加することを提案

ChainCatcherのニュースによると、Cointelegraphの報道で、米国上院銀行委員会の民主党議員は木曜日、暗号資産規制に反対する提案を提出し、財務省に対してリスクが高すぎると見なされる分散型金融（DeFi）プロトコルを「制限リスト」に追加する権限を与えることを提案しました。これらのプロトコルを使用することは犯罪と見なされます。

この提案はまた、暗号資産アプリケーションのフロントエンド（非カストディアルウォレットを含む）にKYCルールを適用し、暗号資産開発者に対する法的保護を弱めることを求めています。暗号資産弁護士のJake Chervinskyは、この提案について「これは暗号資産を規制するのではなく、暗号資産を禁止するものだ」と批判し、先に下院で294対134票で可決されたCLARITY法案が得た超党派の支持を損なう可能性があると述べました。

Digital Chamber副会長のZunera Mazharは、このような厳しい措置は実際のリスクを解決するのではなく、イノベーションを海外に流出させることになると述べました。この提案は、暗号資産開発者により多くの保護を提供し、SECによる過度な規制を減らすことを目的とした超党派支持の「Responsible Financial Innovation Act（RFIA）」草案と鮮明な対比をなしています。