先週金曜日の大規模な暗号資産クラッシュの後、アルトコインに対する不確実性は依然として続いています。火曜日にはさらなる弱気の値動きが見られましたが、主要な上昇トレンドラインからの反発も発生しました。アルトコインは次に上昇するのか、それとも下落するのでしょうか？
Total2は強力なサポートで攻防
出典: TradingView
Total2（$BTCを除く全暗号資産の時価総額合計）の週足チャートを見ると、現在が非常に重要な局面であることが分かります。先週の大きな下ヒゲは一般的に非常に強気であり、Total2がわずか数時間で一見不可能なレベルまで急落した際に、大規模な買いが入ったことを示しています。
とはいえ、価格は再びこのヒゲを埋めるために戻ってくる可能性もあります。火曜日の弱気な値動きによる小さな下ヒゲが十分だったかどうかは、今後の動向を見守る必要があります。
上記のチャートからも分かるように、現在の$1.55兆ドルの水平サポートレベルは非常に強力です。時価総額はこの水準を下回り始めていますが、トレンドラインが支えとなる可能性が高いでしょう。もし価格が再び下落した場合でも、このトレンドラインが維持されるかが注目されます。
最後に、強気相場のトレンドライン（薄い点線）は、ブル派にとって最後の防衛線となります。これが崩れ、価格がその下で確定した場合、アルトコインの強気相場の終焉を示唆することになるでしょう。
Total3はさらに強気
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Total2チャートよりもさらに強気なのがTotal3です。これは$BTCおよび$ETHを除いた全暗号資産の時価総額合計のチャートであり、$ETHの大きな時価総額も除外されているため、アルトコインの健全性をより正確に示していると言えるでしょう。
Total3は依然としてトレンドラインの上をしっかりと維持しており、非常に強力な$1.03兆ドルの水平サポートラインも守られています。さらに、クラッシュ時のローソク足の下ヒゲは0.786フィボナッチ・エクステンションレベルで美しく止まり、その後大きく反発しています。
チャート下部では、主要な暗号資産の多くと同様に、ストキャスティクスRSIインジケーターのラインが依然として下降しています。これは、あと2～3週間ほど横ばいまたは下落基調が続き、その後底を打って再び上昇に転じる可能性を示唆しています。
$TRX価格はパラボラを下抜け
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強気相場の初期から放物線（パラボラ）を描いてきた暗号資産の一つが$TRXです。しかし、上記の週足チャートからも分かるように、現在ブル派には懸念材料があります。価格がパラボラの下限を突き抜け、今週のローソク足はその下で始まっています。
とはいえ、ローソク足は$0.32の水平サポートでしっかりと支えられています。また、週末までにブル派が価格を再びパラボラの上に押し戻すことができれば、下抜けの確定は回避され、$TRXは再び軌道に乗ることになります。
今週の残りの期間は、$TRXだけでなくアルトコイン市場全体の命運を分ける可能性があります。今後の動向に注目してください。
