トランプ大統領、米司法省に2億3000万ドルの損害賠償を求めて提訴：捜査で大きな損害を受けたと主張

ニューヨーク・タイムズ紙が火曜日に報じたところによると、トランプ米大統領は、就任後最初の任期中および任期終了後に影響を与えた刑事捜査について、米国司法省に対し最大2億3000万ドルの賠償金を要求している。タイムズ紙は、和解の可能性は、トランプ氏が2期目に任命した連邦当局者の承認が必要になる可能性が高いと指摘している。その中には、1月初旬にホワイトハウスに復帰する前にトランプ氏の刑事事件を弁護していたトッド・ブランシュ司法副長官も含まれている。「訴訟全般に関して言えば…確かに、彼らは私に多額の金銭を支払わなければならないだろう」とトランプ氏は火曜日夜、ホワイトハウスで記者団に語った。タイムズ紙の報道で言及されている2億3000万ドルという数字は「おそらく」正確な数字だと認めた。さらにトランプ氏は、司法省が賠償金の支払いを決定する際には「私自身の承認が必要であり、私が自分で金額を決めるのは非常に奇妙なことだ」と述べた。「言い換えれば、あなたはこれまで、自分でいくら支払うかを決めなければならない状況に置かれたことがあるだろうか？」とトランプ氏は問いかけた。しかし彼はこう付け加えた。「私は相当の損害を被った。私が受け取る補償金はすべて慈善団体に寄付する。」