現物Solana ETF、上場以来20日連続で資金流入を記録

米国の現物Solana上場投資信託（ETF）は、月曜日に20営業日連続で純流入を記録し、10月下旬のローンチ以来、途切れることのない好調な流れを継続しています。

SoSoValueのデータによると、現物Solana ETFは昨日5,800万ドルの純流入を記録し、そのうち3,950万ドルがBitwiseのBSOLに流入しました。この流入額はSolanaファンドとしては3番目に大きく、11月3日以来最大となりました。

月曜日の純流入により、Solana ETFはBSOLが10月28日に初登場して以来、合計で5億6,824万ドルを集めています。6つのファンドの純資産総額は8億4,381万ドルで、これはSOLの時価総額のおよそ1.09%に相当します。

LVRG ResearchのディレクターであるNick Ruckは、「現物Solana ETFは、市場低迷の中でより穏やかな機関投資家の参入が予想されていたローンチ前の予測を上回る強い回復力を示しています。この持続的な資本流入は、Solanaがブルーチップ資産として成熟し、競争の激しいDeFi市場でBitcoinやEthereum以外の分散投資を求める洗練された投資家を引き付けていることを示しています」と述べました。

Ruckはさらに、現在Solanaは暗号資産市場全体のリスク回避による売り圧力に直面しているものの、ETFへの流入が基盤的なサポートを提供し、供給の引き締めをもたらすことで、市場が安定した際の反発の土台を築く可能性があると付け加えました。

また、BTSEのCOOであるJeff Meiは、複数の伝統的な金融プレイヤーがSolanaネットワーク上で資産のトークン化を選択していることに言及し、例えばxStocksは米国株やETFをSolana上でトークン化しています。

「とはいえ、Solanaのトークン価格はここ数週間で下落しており、依然として暗号資産市場全体の動きに連動しています。ETFがトークン価格を押し上げるには、しばらく時間がかかるでしょう」とMeiは付け加えました。

一方、現物XRP ETFは月曜日に1億6,400万ドルの純流入を記録し、11月14日に記録した2億4,300万ドルに次ぐ2番目に高い流入となりました。GrayscaleとFranklin TempletonのXRP ETFはそれぞれ6,000万ドル超の純流入を記録し、CanaryやBitwiseのXRPファンドも流入を記録しました。

月曜日、Grayscaleはニューヨーク証券取引所で初の現物Dogecoin ETFであるGDOGをローンチしました。同ファンドは初日の取引で取引高141万ドルを記録したものの、純流入はゼロでした。