「DeFiが勝つ」とAaveのCEO、SECによる数年にわたる調査終了後に発言

証券取引委員会（SEC）はAave Protocolに対する調査を終了したと、AaveのCEOであるStani Kulechovが確認し、Aaveは同機関の監視下から外れた暗号資産関連企業のリストに加わった。

Kulechovは火曜日、Xで投稿し、SECが4年にわたる調査を「終了した」と述べた。

「DeFiは近年、不公平な規制圧力に直面してきました」とKulechovは述べた。「私たちは、開発者が本当に金融の未来を築くことができる新しい時代に入るにあたり、この問題を過去のものにできて嬉しく思います。」

SECおよびAaveは、コメントの要請にすぐには応じなかった。SECの広報担当者によると、同機関は通常、調査の有無についてコメントしないという。

投稿に添付された8月15日付の書簡のスクリーンショットには、SECがAave Protocolに対して執行措置を勧告しない予定であると記載されている。

この書簡には、Wells Noticeについても言及されている。これは、SECのスタッフが企業に対して執行措置を勧告する可能性があることを知らせるためのコミュニケーション手段である。

今月初め、Ondo Financeは、バイデン政権下で開始されたSECの調査が終了したと発表した。前政権下では、SECはデジタル資産に対して慎重なアプローチを取りつつ、登録を怠った大手暗号資産企業に対して複数の訴訟を起こしていた。

現在、SECはデジタル資産に対して異なるアプローチを取っており、暗号資産企業に対する登録問題に関する多くの執行措置を取り下げ、暗号資産タスクフォースを設立し、「Project Crypto」に着手してオンチェーン活動に焦点を当てた規則の更新を進めている。