米国のフィンテック企業で大規模なデータ漏洩、1,760万顧客に影響―氏名、社会保障番号、信用記録などが流出の可能性

数千万人が、米国のフィンテック企業Prosperで発生した大規模なデータ漏洩について警告を受けています。

サイバーセキュリティおよびデータ集約サイトhaveibeenpwned.comによると、Prosperの1,760万顧客の個人データが漏洩し、氏名、社会保障番号、信用記録、自宅およびIPアドレス、その他の情報が含まれているとのことです。

「2025年9月、Prosperはシステムへの不正アクセスを検知し、その結果、顧客および申請者の情報が流出したことを発表しました。このデータ漏洩は、1,760万件のユニークなメールアドレスおよび米国の社会保障番号を含むその他の顧客情報に影響を与えました。」

Prosperのインシデントレポートによると、顧客資金へのアクセスや盗難の証拠は見つかっておらず、9月2日以降、事件は発生していないとしています。同社は内部調査を進めており、当局にも本件を報告したと述べています。

「顧客アカウントや資金への不正アクセスの証拠はなく、顧客向けの業務は引き続き中断なく行われています。

社会保障番号を含む機密情報、独自情報、個人情報が取得された証拠があり、これには顧客情報や申請者データを保存する当社データベースへの不正なクエリも含まれています…

9月2日以降、不正な活動の兆候はありません。当社はシステムの監視を強化し、調査を積極的に進めており、現在は初期段階です。調査結果に応じてさらなる対応を行います。また、本件を法執行機関に報告し、全面的な協力を提供しています。」

Generated Image: Midjourney