投資銀行China RenaissanceがYZi Labsと共に6億ドル規模のBNBトレジャリーを計画:Bloomberg
香港上場の投資銀行であるChina Renaissanceは、BNBに特化した公開型暗号資産トレジャリーを導入するために6億ドルの資金調達を目指している。BNBはBNB Chainのネイティブトークンであり、Binanceの手数料割引に広く利用されている。
このプロジェクトが実現すれば、上場企業によるBNBへの最大規模の単一投資の一つとなる。現在、上場企業の中で最大のBNB特化型トレジャリーはCEA Industriesが保有しており、同社は今月初めにトークン保有総数を480,000に増やした。
提案されている投資ビークルは米国で設立され、公開取引会社として構成される予定であり、BNBの購入と保有を目的としていると、Bloombergがこの取引に詳しい関係者の話として報じている。
Binance共同創業者Changpeng Zhaoの100億ドル規模のファミリーオフィスであるYZi Labsも、この投資銀行と共に投資を計画している。
BNBは今年に入り価格が2倍以上となり、最近の5,000億ドル規模の暗号資産市場暴落からも素早く回復した。Zhaoのファミリーオフィスは引き続き投資家の関心を積極的に組織しており、最近シンガポールで「BNB Visionary Circle: Igniting the Next Trillion」と題したディナーを開催し、BNB中心の投資への継続的な関心を示している。
BNBの価格はその後も市場を上回るパフォーマンスを見せており、過去7日間で5.4%上昇した。一方、bitcoinやetherを含む主要トークンはこの期間に大幅に下落している。より広範な市場を示すCoinDesk 20(CD20)指数は、過去7日間で8.45%下落した。
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